タヌキノート

興味あることの備忘録や考えたことを書いていきます

Tanuki Note

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東日本大震災から5年 今一度身の回りの災害対策を考える

今年の3月11日で東日本大震災から5年が経過した。

 
この時期になるとテレビで追悼番組や災害対策番組などが放送される。
その度に震災の威力や被害の甚大さ、当時味わった恐怖や不安を改めて突きつけられる。それとともに自分の生活している地域で想定されている災害に対して、対策をすることの重要性を考えさせられる。
そう考えさせられるのは東日本大震災だけではない。阪神淡路大震災など多くの災害時に同じだった。
しかし振り返ってみても、独り立ちしてからは全く対策などしていない。今の欲しい時にすぐ手に入る生活が崩れた場合、その日から食べるものすらない状況である。
 
いざとい時のための備えをすためのポイントをまとめた。
 
  1.  暮らしている地域の災害リスク
  2. 自宅に備蓄するもの
  3.  日常的にできること 
 

 1.暮らしている地域の災害リスク

自分の暮らしている地域の災害リスクを知っていますか?
いつきてもおかしくないと言われてる、首都直下型地震東南海地震などの地震やそれに伴う津波などだけでなく、大雨による洪水や雪害がどれだけ自分に関係する話なのか知ることが重要。
 
 
政府が様々な災害について、災害規模や対策をまとめている。
いざという時の救援物資の具体的な数値などもあり面白い。
ぜひ一度確認を。
 
上記HPの中で予測されている大きな地震について、個別に詳細を確認できるページ。
 各市町村が作成したハザードマップを簡単に見ることができる。調べたいまちと災害の種類を選んで検索が可能。

また地図に浸水想定区域や道路情報、危険箇所などを重ねて見ることもできる。

職場と自宅の間の河川が氾濫の危険性が高いなんてことが分かれば、職場近辺の避難所を確認したり、オフィスに食料を備蓄するなどの対策がとれる。

disaportal.gsi.go.jp

 
  

2.自宅に備蓄するもの

 ここでは災害が起きても自宅は失ってはおらず、自宅にあるものを活用し自宅や避難所にてライフラインの復旧を待つ状況を想定する。この想定は地震津波、火災で自宅を失う場合より圧倒的に多いためである。インフラが機能しなくなった場合、数日で救援が来るでと想定し、まずは1週間分を揃えたい。
 
a)飲水
 人間が1日に必要な水分量は約3Lと言われている。
 これはあくまで一般的は数値であり、年齢と体重によって変わってくる。
 各年代の体重1kgあたりの水分必要量は下記のようになる。
 幼児:100〜120ml
 子供:50〜100ml
 成人:50ml
 老人:40ml
 
 これは食事等から摂取する水分量も含まれている。災害時には食事からうまく水分を摂取できないことが予想されるので、充分量の水を用意しておきたい。
 
b)食料 
 一般家庭ならある程度の食料はストックされていると思う。その量を常日頃1週間分ほどストックするようにしたい。1週間分の備蓄というと構えてしまうが、主食の米は基本的にはある程度あると思う。また停電した場合冷蔵庫の中ものから順次消費しないとならないので、インスタント食品や缶詰などは後々まで取っておくことを念頭に置いておきたい。
 食料については(水も含む)は消費期限がある。災害のためだけに備蓄をしておくと、いざという時や点検をした時に期限切れとなる可能性が高い。そこで日常的に汎用する種類を中心に備蓄をしたい。1週間分の分量を計算し、その分量を先に購入し消費したら随時買い足すのが理想的である。
 
c)火について
 せっかく食料品を備蓄しても、調理できなければ意味がない。現在は家庭の熱源については多様化しており、対策についてはそれぞれ異なると思う。管理のしやすさと利便性、汎用性、コストの面からカセットコンロを準備しておきたい。カセットコンロは冬に鍋等で使用するため、コンロとガスボンべの使い方も慣れているし、定期点検も意識せず行うことができる。春先にお買い得価格になっている、ボンベをまとめ買いしておきたい。
 

3.日常的にできること

a)家族や親族、友人、緊急時に必要な連絡先をメモしておく
   家族の電話番号は暗記してますか?
 現在は携帯に情報を集約していてることがほとんどで、
 もしその携帯が使えなくなると途端に連絡を取れなくなってしまう。
 他の人に見られてもわからない程度に名前などをボカして、手帳など日頃携帯するものに書き写す。
 
b)風呂の水は入る直前までぬかない
 水道が止まった場合、風呂の残り水でも大変重要で洗濯やトイレに使用できる。
   災害時にできるだけ水を風呂に貯めることができればいいが、外出していた場合を考慮すると、残り水は翌日まで取っておく方がいい。
 
c)車のガソリンはこまめに給油する
 車の機動力は重宝するが、いざという時に動か位ないのでは意味がない。
 また東日本大震災の時にはスタンドに長蛇の列ができた。
 
d)携帯用の高容量バッテリーの携帯
 携帯がスマホの方はかなり多いと思う。スマホは災害時においても、タイムリーな
情報収集に力を発揮する。しかしバッテリーの持続は決して長くなく、必要な時に充電切れになることが容易に想像できる。宝の持ち腐れにならないように、高容量バッテリーを携帯したい。
 
 
 
 
 
いつか大きな災害は起きると思っているけれど、明日起きると思っているは多くない。けれども5年前も突然大きく地面は揺れた。何か起きた時に自分だけでなく、家族のためにも最低限の備えをしっかりと継続していきたい。